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円通宝殿

    

    円通宝殿は昔僧伽殿だったが、清朝初期に改めて観音菩薩を尊い、その後は禹王殿に改称した。現在は大勢至菩薩の円通宝殿となっている。円通宝殿は一本ひさしの寄せ棟作り、金色の瑠璃瓦で、殿内の大勢至菩薩像が高さ4.5メートル、明礬石で築いた須弥座に正座している。両側は「十八羅漢」である。円通宝殿の横額は自覚法師が書いたもので、殿内には一対の対聯があり、「心無掛碍、遠離顛倒夢想;菩提薩、般若波若蜜多」と育枚法師が書いた。